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Version 1.3.6.0

 クロマトグラムの表示領域を制限する機能が追加されました。右下に設置されたShow chromatogram rangeに数字(整数のみ)を指定すると、例えば0 -10 と入力すると、クロマトグラムの表示が 0 min ~ 10 minとなります。

 検量線を引く際に、重みづけ(Weighting)が追加されました。まずはCalibrationで通常の検量線を引きます。メタボローム解析における定量は検量線のRangeが広く、通常の検量線では低濃度領域(低強度)の値が反映されづらいです。その為、低濃度領域における値に重みづけをすることで、低濃度での検量線を正確にひくことができます。具体的には表示されている数字以下の濃度のものに対して、該当の数字をかけます。10^2 (100)の場合は、濃度100以下のものに、x100の重みづけを行います。検量線に対して誤差20%以上の場合は薄い赤色が着色されます。誤差50%以上の場合は濃い赤色が着色されます。つまり、赤色が着色されているRangeの濃度では正確な定量ができません。今回のバージョンアップで古いバージョンのファイルは削除しております(説明書として記事は残しております)。

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