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Version 1.4.0.0

 新たに、クロマトグラムのコピー機能を刷新しました。レポート機能を強化するために、マイクロソフト社のエクセルと連携できる機能を追加しました。化合物数が多いメタボロミクス分野では、標準化合物などを測定してクロマトグラムを指標にカラムの選定や溶媒の検討を行うことが多く、そのためクロマトグラムの図示による報告書作成が欠かせません。このような実情に配慮し、多くの方が使用しているエクセルにクロマトグラムをコピーできる機能を追加しました。

「Copy to Clip」機能は従来通りですが、その右側に縮小率の選択と「Ex」と書かれたエクセル連携オプションが追加されました。画像形式として、picture(ビットマップ)とvector(EMFファイル)の選択が可能で、同じ50%縮小でも画像の大きさが異なります。貼り付け時には範囲指定部分を削除するようにしており、ピンク色の下線はそのまま残ります。さらに、「comment」および「comment2」に加えて、選択範囲のRT、hight(Intensity)、およびbaselineを表示するようにしておりますので、ぜひご活用ください。

また、本連携機能は異なる条件のPCで確認を行いましたが、他社ソフトウェアとの連携により、場合によっては機能しない可能性があります。ライセンスがない状態でもコピー機能はお試しいただけますので、ご確認ください。

「Show chromatogram range」は、クロマトグラムに合わせてX軸(RT)やY軸(Intensity)を固定表示に切り替える機能です。報告書作成時に便利な白背景に切り替えるモード「Invert color」ボタンも下部に実装しております。切り替え時にはクロマトグラムのラインも少し濃い色に変更され、デフォルトの黄色は黒色のクロマトグラムになります。

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