v1.6 追加機能
v1.6 では、クロマトグラム表示・ピーク選択・TOFマスデータ解析まわりの機能が追加されています。
Offset chromatogram plot

複数のクロマトグラムを重ねて表示する際に、表示位置をX軸方向またはY軸方向へ段階的にずらす Offset機能 が追加されました。
- 複数クロマトグラムを同時表示した際の重なりを見やすく調整
- X方向、Y方向それぞれにオフセット量を設定可能
- 2本目以降のクロマトグラムに、表示順に応じたオフセットを適用
- ピーク形状や保持時間のずれを視覚的に比較しやすくなります
Offset は 表示上の位置調整のみ です。
元データ、ピーク範囲、RT、Area などの解析値は変更されません。
1クロマトグラムあたりの複数ピーク選択
v1.6 では、1つのクロマトグラムに対して複数のピーク範囲を選択できるようになりました。
- 1クロマトグラム内に複数ピークが存在するデータに対応
- 異性体ピーク、近接ピーク、複数溶出成分などの確認に利用可能
- ピークごとの範囲指定により、より柔軟な解析が可能
- 1クロマトグラムあたりの最大ピーク選択数は設定により制限されます
これにより、従来よりも複雑なクロマトグラムに対して、手動確認や定量作業を行いやすくなっています。
TOFマスデータからのXIC解析に対応
v1.6 では、MRM / SIM データに加えて、TOFマスデータから抽出したXIC解析にも対応しました。
- TOFマスデータから任意のm/zに対応するXICを作成
- 抽出したクロマトグラムをMulti-ChromatoAnalysT上で解析可能
- MRM測定以外のデータでも、ピーク範囲指定や面積値確認に活用可能
TOFマスデータを用いたターゲット成分の確認や、XICベースのピーク解析にも利用しやすくなりました。
AI Pick機能をご利用の場合の注意
AI Pick関連機能を利用する場合は、MLフォルダ内のバッチファイルを使用して、インターネット経由でPython環境および必要ライブラリをセットアップする必要があります。
- セットアップ時にPythonおよび機械学習用ライブラリをインストールします。容量は数Gバイトと大容量になりますので、固定回線と空き容量に注意ください。
- 実用的な運用には、事実上CUDA対応GPU環境が必要になります。特にトレーニング(機械学習)時は長時間高負荷になりますので、デスクトップPCの利用をお勧めします。
- 通常の解析用PCとは別に、専用PCをご用意いただくことを推奨します
- ご自身でのインストールも可能ですが、環境構築は自己責任でお願いいたします
AI Pick用の環境構築については、有償でのサポートも可能です。
必要な場合はお問い合わせください。
DownLoad ⇒ Multi-ChromatoAnalysT v 1.6
